賃貸の空室を満室にするための4つの対策
空室の部屋に入居者を決めるためにはまず、お客様がオーナーさんの物件に興味を持って、実際に内見してもらわなくてはいけません。
実はこの内見者数と物件の成約率には大きな相関関係があるといわれます。
新築物件で約30%・中古物件で約20%が目安になるといわれます。
つまり、新築物件なら3.3人に1人が成約し、中古物件なら5人に1人が成約に至るという事になります。
しかしインターネットでのお部屋探しが当たり前になり、物件には限られた内見者しか物件をみることがありません。
その厳しい賃貸の空き家対策の中で大事な4つの対策があります。
賃貸物件のエントランスの掃除
エントランスは建物のいわば「顔」です。
エントランス周辺にゴミが散乱していたり、集合ポストからチラシがあふれていたりすれば、イメージは途端に悪くなります。
定期清掃をしていても、必ずしも行き届いているとは限りません。
できるだけ入居募集中は、エントランスや共用部分は清潔さを保つように注意しましょう。
空室のお部屋の換気する
長期で空室になっているお部屋の空気は、長期間閉めっぱなしなので悪くなってます。
頻繁に空気の入れ替えをすることをオススメします。
例えば、内見者が増える週末になる前に空気を入れ替えるようにすれば良いですね。
また、特に夏場は排水管の封水切れの異臭を防ぐためにも、定期的にキッチンやトイレ・洗面所の水を流すようにしましょう。排水口にラップをするのもオススメです。
室内クリーニング後の清掃済みの表示
トイレや玄関に「ハウスクリーニング済み」の表示をしておきましょう。
普段は清掃業者が設置してくれますが、無い場合は自分で用意して表示しておきましょう。
こうするだけでも清潔感を効果的にPRできます。
お部屋の案内にはスリッパを用意しましょう
内見するお客様はこれから入居してもらうかもしれない大事な方です。
スリッパは必ず用意しておきましょう。
とくに冬場はフローロングの床などはかなり冷たくなるので、スリッパ無しでは足が冷たくて耐えられなくなり、内見どころではなくなります。
また「スリッパ立て」まであると玄関にスリッパが散らかったりしないので、次の内覧者の印象も良くなるのでなお良いですね。
とにかく満室にするために始めてみませんか
聞いてみるとどこかで聞いたことがある空室対策だと思われるかもしれません。
でも、それをきちんと実践されている方はどれだけいるでしょうか?
「そんな事しても満室にならない」
と勝手に思い込んでいませんか?
この4つだけをすれば必ず空室がなくなり、満室になるわけではありません。
まずは最低限この4つの事をしないと空室対策は始まりません。
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