福岡市博多区の魅力的な遺跡・施設をいろいろ紹介
古くから大陸文化の窓口として発展してきた福岡市には多くの遺跡・文化財が残っています。
その中から福岡市博多区にある文化財関連施設を紹介します。
日本最古級の水田跡とムラ「板付遺跡弥生館」
板付遺跡では、2500年以上前の国内最古級の水田とムラの跡が発見されました。
この施設は弥生時代の竪穴式住居をイメージして作られた展示施設で、当時の生活の様子を知ることができます。
屋外には当時の水田とムラを復元していて、毎年米作りを行っています。
・住所
福岡市博多区板付3丁目21-1
・料金
無料
・開館時間
9:00~17:00
※現在、板付遺跡弥生館は設備工事のため休館しております。
休館期間:令和6年9月1日(日)~令和7年4月中旬(予定)
弥生時代の集団共同墓地「金隈(かねのくま)遺跡甕棺(かめかん)展示館」
金隈遺跡は、弥生時代の初めから数百年間使われていた共同墓地の遺跡です。
発見された墓のほどんどは、当時の北部九州で使われていた特徴的な墓である「甕棺墓(かめかんぼ)」です。
この施設では甕棺墓が発掘当時のまま展示されていて、迫力ある実物を間近で見学できます。
・住所
福岡市博多区金の隈1丁目39-52
・料金
無料
・開館時間
9:00~17:00
※現在、金隈遺跡甕棺展示館は電気工事のため臨時休館しております。
休館期間:令和6年11月18日(月)~令和7年3月上旬(予定)
古代の防衛・外交拠点『那津宮家』(なのつのみやけ)「国史跡比恵遺跡」
1984年と2000年に行われた発掘調査で、倉庫とそれを囲む柵の跡が見つかりました。
建物は整然と並んでいて、536年にヤマト政権が日本国内を直接支配するために各地に設置した拠点「ミヤケ」の1つ「那津宮家」の一部と考えられています。
・住所
福岡市博多区博多駅南5丁目12
※駐車場はありません
考古学情報の発信基地「福岡市埋蔵文化財センター」
この施設では福岡市内の発掘調査で出土した遺物や記録類を収蔵しています。
化学変化が起こりやすい金属器や木製品などには、より良い状態で将来に残すための保存処理を施しています。
施設内の展示室では、発掘・研究方法などを多くの遺物を用いて分かりやすく紹介しています。
そのほか、講座や企画展示などのイベントも開催しています。
・住所
福岡市博多区井相田2丁目1-19
・料金
無料
・開館時間
9:00~17:00
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