引越し当日の悲劇を防げ!内見に「メジャー」が必須なワケ
お部屋探しも佳境に入り、いよいよ内見。 「日当たり最高!」「広さも十分!」とテンションが上がり、即決でお申し込み。
そして迎えた引越し当日。 配送業者のスタッフさんが、申し訳なさそうにこう言います。
「お客様・・・この冷蔵庫、キッチンに入りません」
想像するだけで冷や汗が出ますよね。 実はこれ、決して珍しい話ではないんです。今日は、そんな「引越し当日の悲劇」を防ぐための、内見時の最強の相棒「メジャー」のお話です。
「目分量」はあてにならない
空っぽのお部屋というのは、実際よりも広く見えたり、逆に家具がないと距離感がつかみにくかったりするものです。
「今の家にある洗濯機、見た感じこれくらいだから入るでしょ!」
この「たぶん入る」が、不動産における最大の落とし穴です。数センチ、いや数ミリの差で、愛用の家電が粗大ゴミ(あるいはリサイクルショップ行き)に変わってしまうことがあるのです。
ここだけは測って!「3大・魔のゾーン」
内見に行ったら、ぜひ以下の3箇所を徹底的に測ってください。スマホの計測アプリも便利ですが、正確さを求めるなら、やはり物理的なメジャーが安心です。
1. 洗濯機置き場:意外な伏兵「蛇口」
洗濯機を置くプラスチックの台(防水パン)のサイズを測るのは基本ですが、忘れがちなのが「蛇口の高さ」です。
最近人気のドラム式洗濯機は、背が高いものが多くあります。「防水パンには乗ったけれど、本体が蛇口にぶつかって設置できない!」というケースが多発しています。
蓋を開けた時の高さも要チェックです。
2. 冷蔵庫置き場:幅だけじゃない
「幅60cmだから大丈夫」と思いきや、盲点は「奥行き」と「扉の開閉」。
キッチンの背面に梁(はり)が出っ張っていて奥まで入らなかったり、冷蔵庫を置くと引き出しが全開にならなかったり。また、観音開き(フレンチドア)タイプの冷蔵庫は、壁が近すぎると扉が開かないこともあります。
3. 最難関「搬入経路」
これが一番の悲劇です。「部屋の置き場には入るサイズ」なのに、「そこまで辿り着けない」パターン。
・マンションの共用廊下の曲がり角
・玄関ドアの幅と高さ
・部屋の中の廊下のクランク(直角に曲がる部分)
特に大型のソファやベッド、ファミリーサイズの冷蔵庫を持っている方は、お部屋のサイズだけでなく**「玄関から設置場所までのルート」**を測る必要があります。
おまけ:カーテンのない初夜
もう一つ、測り忘れで地味に辛いのが「カーテン」です。
賃貸の窓のサイズは規格外のことも多く、前の家のカーテンが寸足らず(あるいは長すぎ)なんてことは日常茶飯事。
引越し初日の夜、カーテンなしで外からの視線を気にしながら過ごす・・・・なんてことにならないよう、窓枠のサイズもメモしておきましょう。
メジャーひとつで守れる平和
「細かい人だと思われないかな?」なんて気にする必要はありません。
プロの私たちから見ても、内見でメジャーを取り出して真剣に測っているお客様を見ると、「おっ、しっかりシミュレーションされているな」と頼もしく感じます。
新しい生活を笑顔でスタートさせるために。 次回な内見には、ぜひポケットにメジャーを忍ばせてお出かけくださいね!
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