Z世代は賃貸物件に何を求めている?
暮らし方・設備ニーズから見える最新トレンド、SNSや動画を使いこなし、効率性や自分らしさを大切にするZ世代。
1997〜2012年生まれの若い世代で、いまや賃貸市場の中心となる存在です。では、そんなZ世代はどのような住まいを求めているのでしょうか?
(一財)住宅改良開発公社の調査をもとに、最新の暮らし方をわかりやすく紹介します。
Z世代は賃貸=仮住まいと思っていない
調査によると、Z世代のおよそ 68.7%が一人暮らし。
家賃は「手取りの20~30%」が最も多く、18〜30㎡ほどのワンルーム・1Kに住む人が中心です。
特徴的なのは「一生賃貸」「一生一人暮らし」も将来像として自然に受け入れているという点。いつか家を買うより、自分らしく住める場所をその時々で選ぶという価値観が主流になっています。
賃貸の不満は「冬寒い」「料理がしにくい」
Z世代が今の住まいに感じている不満には…
・冬寒い(3人に1人)
・学生は特に「料理がしにくい」
・収納不足
・音・隣人問題
などが挙がっています。
特に「料理のしにくさ」は大きなポイント。
実際、
・ 毎日料理:35%
・ 週2〜3回含めて約6割
と、意外に自炊派が多いのも特徴です。
住まい選びで重視するのは“効率と安心”
物件を選ぶときにZ世代が重視する項目は…
・家賃の安さ
・間取りの良さ
・日当たり
・防犯性
・初期費用の安さ
さらに、約半数が 「タイパ(タイムパフォーマンス)重視」と答えており、「効率よく暮らせるか」が物件選びの鍵になっています。
設備のニーズは水まわり&通信が最優先
特に人気の設備は
・ 必須の水まわり
風呂・トイレ別
独立洗面台
・ 防犯
モニター付きインターホン
オートロック
・ 通信
無料インターネット
高速Wi-Fi(ゲーム・動画必須)
ゲームを毎日する人が24%いることから、ネット環境は「ライフライン」といえるほど重要です。
インテリアは推し活が映える部屋が人気
Z世代の約3割が、推し活グッズを部屋に飾っているというデータがあり、
・淡色インテリア
・壁に飾れる余白
・間接照明が似合う部屋
・コンパクトな家具配置
など、映える空間づくりが求められています。
家具所有率も特徴的で、ベッド・机を持っていない人が約3割。
「持たない暮らし」「部屋を広く使う」傾向があります。
Z世代が求める住まいの条件
Z世代に選ばれる部屋は、次のようなポイントを押さえた物件です。
・ 自炊しやすいキッチン
・ 高速Wi-Fi・インターネット無料
・ 明るくて広く感じる間取り
・ 推し活グッズを飾れる空間
・ 防犯性が高い
・ 初期費用が抑えられる
Z世代は、賃貸を単なる仮住まいではなく自分らしい生活をつくる場所と捉えています。
これからの賃貸市場は、こうした価値観に寄り添うことがより重要になっていきそうです。
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