株式会社フクエイホーム
2025年09月29日
不動産ブログ
賃貸物件オーナー必見!貯水槽水道の管理義務とポイント
マンションやビルなどの賃貸物件では、水道局から供給された水を受水槽(貯水槽)にいったん貯めてから、各部屋へ給水する仕組みが採用されている場合があります。
この施設は「貯水槽水道」と呼ばれ、受水槽の有効容量によって以下の2種類に分けられます。
貯水槽水道の種類
・簡易専用水道
受水槽の有効容量が 10㎥(立方メートル)を超えるもの
・小規模貯水槽水道
受水槽の有効容量が 10㎥以下のもの
いずれの場合も、受水槽に入る前の水は水道局が管理していますが、受水槽以降の水質や設備管理は設置者(オーナー様)の責任となります。
オーナー様が必ず行うべき管理内容
貯水槽水道は、入居者が毎日利用する大切な「飲み水」を扱う設備です。適切に管理を行わないと、水質の悪化や事故につながる可能性があります。
物件オーナーとして、以下の管理義務を把握しておきましょう。
【簡易専用水道(10㎥超)】
・受水槽の清掃
毎年1回以上の定期清掃
・定期点検
受水槽や周囲を点検し、水の汚染を防止
・法定検査
国土交通大臣・環境大臣の登録を受けた検査機関による「管理状況検査」を毎年1回以上実施
※水質検査機関が行う「水質検査」とは異なります
【小規模貯水槽水道(10㎥以下)】
・受水槽の清掃
毎年1回以上
・周囲の衛生管理
清潔な環境を維持
・水質検査
定期的に水質を確認
管理を怠るとどうなる?
貯水槽の清掃や検査を怠ると、水の汚染や異臭・異物混入のリスクが高まり、入居者からのクレームや行政指導、さらにはオーナーの責任問題に発展する恐れがあります。
安心して物件を運営するためには、専門業者による定期的な清掃・点検・検査が欠かせません。
まとめ
賃貸物件に貯水槽が設置されている場合、水道局ではなくオーナー様が水質管理の責任者です。
「年1回以上の清掃」「水質検査」「法定検査(簡易専用水道の場合)」を確実に実施し、入居者が安心して利用できる環境を整えましょう。
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