気づけば「売却」から「月極駐車場」へ
予定変更となった土地活用のお話
ご紹介を通じて土地の売却相談をいただきました。
その土地にはもともと住宅が建っており、長く間人に貸していたそうですが、入居者の退去を機に建物を解体し、更地として売却したいというご希望でした。
場所は駅から少し離れているものの、閑静な住宅街の角地で、広さもしっかりある魅力的な立地。
建物の解体もすでに始まっており、私たちは現地確認と役所での調査を進め、売地としての査定を行いました。
しかし、調査を進める中で、売却にはいくつかのハードルが見えてきました。
売却が難しかった主な理由
1. 希望売却価格と相場のギャップ
売主様の希望売却価格が、周辺の実勢価格より大幅に高く、「買い手がつかない可能性が非常に高い」という点が最大のネックでした。
2. 埋蔵文化財の出土履歴
過去に対象の土地での試掘調査で遺跡が出土しており、マンションや大規模な建物を建てる際には本格的な発掘調査が必須。
これが購入検討者の大きな負担になるため、購入に慎重になるケースが多くあります。
最終判断:「いったん売却は中止」
これらの状況をふまえ、オーナー様と相談を重ねた結果、今回は売却をいったん見送り、土地を整備して月極駐車場として活用する方向に切り替えることになりました。
月極駐車場という現実的で堅実な選択
・初期費用が比較的少なく始められる
・固定資産税の負担をカバーできる収益が期待できる
・将来的に売却したくなった際も更地のままなので手続きがスムーズ
こうしたメリットから、今回の土地には「売るより貸す」ほうが、リスクを抑えつつ有効に活用できると判断しました。
土地活用は調査で方向性が変わる
今回のように、当初は売却を希望していたものの、調査を進めていくうちに別の選択肢が最適になるケースは少なくありません。
土地は一つとして同じ条件のものはなく、立地・市場価格・法規制・過去の履歴など、さまざまな要素を見極める必要があります。
「売るべきか、貸すべきか、今は動かないほうが良いのか」迷われた際は、ぜひ早めにご相談ください。最適なタイミングと方法をご提案いたします。
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