こんな大家さん(不動産オーナーさん)は嫌われます
不動産投資はよく不労所得だと言われますが、アパートやマンションを購入しただけでそれが実現できるわけではありません。
そもそも満室経営ができなければ意味がありません。
賃貸の満室経営をするためには、入居者の客付け・クレームの対応・家賃回収など絶対に管理会社の協力が必要になります。
しかし不動産オーナーさんの勉強不足によって横柄な態度をとってしまい、管理会社から嫌われてしまうオーナーさんも少なくありません。
そんな嫌われる大家さん特徴を4つご紹介していきたいと思います。
これから不動産投資をやろうという方にもぜひご参考ください。
1.入居者をお客と思っていない
例えば夏場にエアコンが壊れたら皆様はどうしますか?
もう費用は関係なく入居者のためにすぐ業者を手配するでしょうか。
それとも修理費用を抑えたいからと業者に何社も声をかけて見積りを比較検討しますか。
例えば複数の業者に見積りをとって修理が1ヶ月遅れてしまったらどうなるでしょう。
そんなことをしてしまって、入居者が熱中症でお亡くなりになったり、修理をする頃には夏が終わってしまってエアコンを使わなくなってしまうかもしれません。
設備・電気・ガス・水道など緊急対応が必要なトラブルについては、すぐに対応が必要です。
オーナーさんにとっては入居者はお客様ですから、入居者の満足度を考えて第一に行動することはとても大事です。
2.頭が固くて入居者が決まらない
オーナーさんの頭が固すぎて適正家賃にしてもらえないとか、入居者の募集基準が高すぎて入居者が決まらないといった悩みを持つ管理会社は少なくありません。
入居者がなかなか決まらない要因は
・相場と比べて家賃が高い
・入居の審査の基準が高すぎる
この2つが挙げられます。
もちろん家賃をいくらにするのか、誰を入居させるかはオーナーさんの判断ですので、その方針に管理会社は従う必要があります。
しかしオーナーさんも頭ごなしに拒否するのではなく、柔軟な対応をされることをお勧めしたいと思います。
3.自分の利益しか考えない
たまにこんなオーナーさんがいます。
「特別なリフォームなんかしないよ、敷金も礼金もたっぷり取りたい。それで家賃を高くとって早く入居者を決めるのがお前の仕事だろ」
「俺の物件を管理させてやっているんだから俺の物件を優先的に募集してくれ」
もしあなたが管理会社だったらこんなオーナーさんどう思いますか?
このように自分の利益しか考えない横柄なオーナーさんは確実に嫌われるので、このような態度は絶対とらないようにしましょう。
古いアパートを高く貸すためにはそれなりの工夫が必要です。
例えば「ネット使い放題」にするとか、「デザインリフォーム」をするなど、入居者が得だと感じるサービスを提供してはじめて家賃を高くすることができます。
4.リフォーム代をけちる
リフォーム代がもったいないから入居者が決まってからリフォームするというオーナーさんがいます。
今の時代ネットで物件探しが当たり前で、古い設備や汚れた内装を掲載してもなかなか入居者は決まりません。
仮に別のきれいな部屋の写真を使って内見にごぎつけたとしても、実際に見るのは古くリフォームされていない部屋なので成約することはまずありません。
オーナーさんにとってお部屋は商品なので募集する家賃に見合った商品としてお部屋の見た目はしっかり値札に合ったものにする必要があると思います。
そのためにもリフォーム代はケチってはいけませんし、募集をする前にリフォームはしておいた方がいいと思います。
今回の事を反面教師としてみていただき、真逆の行動をとりさえすれば、管理会社からも入居者からも好かれるオーナーさんになり、常に満室アパート・マンションを経営できるようになると思います。
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