福岡市での地震の揺れやすさを確認しておきましょう
いまだに日本各地で地震が起きています。
このたびの石川県能登地方を震源とする令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。
また、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
被災者の救済と被災地の復興支援のために尽力されている方々に深く敬意を表し、被災地域の一日も早い復興をお祈りしております。
福岡市も平成17年に福岡県西方沖地震で多くの被害を受けました。
それを受けて福岡市が「福岡市揺れやすさマップ」というものを作成しています。
福岡市内の地震の揺れやすさマップ
福岡市には警固断層帯南東部という日本の中でも発生する確率が高い活断層があります。
この活断層は「志賀島南方沖」から「筑紫野市」にわたって約27kmもあります。
そして一度に揺れるとマグニチュード7.2程度の地震が発生すると言われています。
そこでこの警固断層帯南東部で地震が発生した場合、自分たちの住んでいる地域がどれくらいの震度が発生するのかを確認して、自分たちの家の耐震性能を確認してもらう目的で作成されました。
また「福岡市Webまっぷ」では福岡市の総合ハザードマップをみることができ、「揺れやすさマップ」で自分の住んでいる地域の地震による揺れやすさ(想定震度)や避難所、避難場所が確認することができます。
建物の耐震化を進めましょう
地震による死亡やケガの原因の多くは、建物が倒壊して下敷きになってしまうことです。
それは建物の構造・築年数によって被害の割合いが異なります。
自分自身や大切な人たちの命を守るためにも、建物の耐震化を進める必要があります。
もし建物の耐震性能に心配があれば耐震診断をうけて確かめましょう。
そこで安全でないと判断された場合は耐震改修工事を行いましょう。
福岡市では住宅などの耐震改修工事に関する助成制度を実施しています、補助制度の詳しい内容は福岡市の担当窓口におたずね下さい。
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