賃貸経営での空室対策は永遠に続きます
今年の賃貸シーズンはそろそろ終了しそうです。
何ヶ月も空室だったお部屋に入居者がやっと決まったと思ったら、またすぐ別の部屋が退去になる、そんな時期でもあります。
そして次の入居者を募集するためにリフォームをして、入居募集を行う。
ようやく入居の申し込みが入っても、また別の入居者が転勤で退去する。
どんなに良い物件でも賃貸経営はこの繰り返しです。
確かに言われると気づきますが、空室対策は永遠に続きます。
賃貸物物件が満室になっても何もしないわけにはいきません
満室になってからといって何もしないと、空室が出ても次の入居者を見つけることはできません。
自分の為に資産を働かせ続けたいと思うなら、その大事な木(資産)に水をやり続けなければいけません。
例えば建物の設備を一つとっても、新築当時の設備が20年も30年も競争力を持ち続けるわけがありません。
「ガスコンロ」→「IHクッキングヒーター」
「普通便座」 →「ウォシュレット」
「普通のカギ」→「ディンプルキー」
「インターホン」→「TVモニター付きインターホン」
「開放エントランス」→「オートロック」
など、時代と共に設備も進化しています。
家賃とは提供した部屋の価値に対する対価なのです
もし近隣で新築賃貸マンションができたとして、そのマンションと同じ家賃を取りたいとするなら、その新築マンションと同じ設備・仕様にしなくてはそもそも勝負になりません。
厳しい言い方ですが、
「家賃を下げないと入居者が決まらないというのは、その物件がその程度の価値しか入居者に提供していない」
ということなのです。
もし不動産オーナー様で今の家賃を維持しながら満室経営を続けたいと思うならば、その家賃設定に見合うレベルに建物やお部屋を常に進化し続けなければなりません。
既に空き家が増え住宅が余っている昨今、10%以上の空室はもはや当たり前の時代になってきました。
こんな時だからこそ賃貸経営を真剣に取り組んでいるオーナー様だけが、生き残れる時代なのです。
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