株式会社フクエイホーム
2021年01月24日
フクエイホームの不動産情報
知りたい!賃貸マンションの寿命は何年なの?
「賃貸マンションはコンクリートでできているので長持ちするはず。」とか「最低でも60年は住めるでしょ」そう信じている方は多いです。
この「60年」という数字はいったいどこからきてるのでしょうか?
賃貸マンションの寿命や耐用年数についてご説明します。
賃貸マンションの寿命の根拠は?
実は鉄筋コンクリート造の建物の資産を計算する便宜上、財務省が一律で決めた法定耐用年数の60年からきているようです。
しかし1998年の税制改正で、その年以降の鉄筋コンクリート造のマンションの法定耐用年数は、なんと「47年」と短くなってしまいました。
しかしマンションの建て方や、住み方によって耐用年数はバラツキがあるので、一括に考えるのには少々無理があるとは思いますが・・・・
マンションを建て替えるのは37年経った頃が多いです
少し古い資料になりますが、国土交通省が2002年に作成した報告書によりますと、「マンションの平均寿命は46年、建て替え物件の着工時期は築後37年」となっています。
そんなに短いの? と感じた方も多いのではないでしょうか。
平均寿命はあくまでも取り壊されたマンションの平均寿命で、実際には30~40年程度で取り壊されるマンションがある一方で、それらと同時期に建てられても、長く住み続けてるマンションもあります。
やはり水回りや構造のことを考えると、その辺りの年数で建て替えるのが多いのかもしれません。
この記事を書いた人
最所 靖典

創業しました祖父から父へと続き、私で3代目になります。不動産業界に携わってからもう22年になります。完全地元密着型の不動産会社目指し、不動産に関して難しい事を、お客様に少しでも分かりやすくご説明できるように努力しています。
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