株式会社フクエイホーム
2018年03月26日
不動産知識
住宅を買う時に、親や親戚からお金を借りる場合に注意することは?
マンションや戸建住宅を買う時に、親や親戚からの資金の援助はとても
助かります。
しかし、安易な借金は要注意です。税務署から「贈与ではないか」と
疑われるからです。
贈与ではなく、借金としたほうが良いケースも
援助など無くても、自己資金で不動産を購入する方も少なからず
いらっしゃいます。
でも自己資金として扱うだけでなく、面倒な手続きや費用が不要で、
連帯保証人もいらないなど資金援助のメリットは大きいです。
両親や祖父母からの資金援助であれば贈与による方法もありますが、
贈与でなく、借金としたほうが良いケースもあります。
また、親戚からの資金の援助ならばはじめから借金とすることを
前提に考える場合も多いでしょう。
しかし、安易な借金は禁物です。
いくら当人同士は貸し借りのつもりでも、「ある時払いの催促なし」では
実質的な贈与とみなされてしまいます。
それでは、親や親戚から住宅を購入資金を借りる場合の4つのポイントを
ご紹介します。
ポイント1 「借り入れ書類を作成する」
まず、大切なのが借り入れをした証拠となる書類を作成することです。
書類の名称は「借用書」でも「借り入れ証書」でも「返済約定書」でも
「金銭消費貸借契約」でも構いません。
書類には、「借入金額」と「返済方法」(毎月支払う金額や返済期間など)、
それに「利息の金額(利率)」を記載することが必要です。
ちなみに利息は「個人同士の金銭貸借における民法上の法定利息5%を基準に
考えるべきで、あまりに低率の場合には法定利息との差額が贈与とみなされる」
と言われていましたが、この超低金利時代の今では正直、あまり気にする事は
無いと思います。
ただし、明確な基準はありませんので税務署に事前に確認しておけば確実です。
次回、ポイント2以降を説明します。
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