賃貸のお部屋が長期で満室にならない3つの原因とその空室対策

賃貸物件を所有しているオーナー様が一番悩むのが、満室にならず空室が長く続いている場合ではないでしょうか。

空室対策を講じても、現状に合った対策をとらないと空室は解決できません。

賃貸物件の長期に空室になってしまう3つの原因と、その空室対策について考えてみます。

お部屋の空室が続く原因として「家賃が相場よりも高い」ことが挙げられます。

その対策方法としては

1.物件周辺の相場価格を調べる

間取りや建物の構造が似ている物件が周辺にある場合、家賃の安い部屋が当然選べれます。

しかし家賃を下げすぎると、オーナー様に十分な収入を得ることができません。

その為にも物件周辺の家賃相場はどうなっているのかを調べ、適切な価格に設定する必要があります。

相場家賃に関しては、賃貸情報サイトを利用したり、不動産会社へ聞いてい調べてみましょう。

2.フリーレントで入居者を募集してみる

フリーレントとは、一定期間家賃を無料にする仕組みです。

最近のお客様は入居時の初期費用を抑たいと希望される方が多いので、この方法は有効です。

次の長期空室の原因は「需要と供給が見合っていない」ことが挙げられます。

この対策方法としては

1.特定のニーズに特化した物件にする

例えば、女性専用やペットが飼育できる物件、その他にも入居者が室内を自分で自由にDIY可能な物件などです。

特定にニーズに特化すれば、一定の入居希望者の需要を掘り起こし、入居につながる可能性があります。

2.設備を充実させる

特に防犯面（モニター付インターホン・防犯カメラ・オートロック）や生活面（宅配ボックス・インターネット使い放題・浴室給湯お湯はりオートシステム）などの設備は人気があります。

このような人気の設備を充実させることで、他の物件との差別化が生まれご自身の物件の「強み」となります。

最後の長期空室の原因は「建物の管理が行き届いていない」ことが挙げられます。

この対策方法としては

1.共有部分の掃除や備品交換を徹底的にする

建物の共有部分（エントランス・通路・階段）がゴミが散らかって汚かったり、設備が古いと管理やセキュリティの面から、お部屋を案内するお客様に悪い印象を与えます。

2.定期的に空室の掃除や換気を行う

空室のお部屋はしばらく使っていないこともあり、水回りの排水口から古い水が溜まって嫌に匂いがすることがあります。

また室内の空気も滞留し、ホコリも溜まったりします。

これもお部屋を案内するお客様に良い印象を持たれないので入居まで至りません。

空室でも定期的に換気や掃除をして室内をきれいにすることが大事です。

賃貸物件が満室にならず、空室が続くということは何らかの原因があります。

その原因には共用部分や空室にお部屋の管理を怠っている場合には、すぐに改善できます。

満室にするために何が原因なのかをしっかりと調査・分析して、それに合う空室対策を行う事を心がけていきましょう。