福岡市地下鉄七隈線 いよいよ博多駅まで開通します!
福岡市地下鉄七隈線は、令和5年3月27日(月)に博多駅まで延伸して全線開通します。
それに合わせて、「天神南駅」と「博多駅」の間には「櫛田神社前駅」が誕生します。
七隈線各駅から博多まで乗換なしで行くことができて、都心部への移動が更に便利になります。
乗り換えは博多駅で
福岡市地下鉄の空港線と七隈線を乗り換える場合、今までは「天神駅」と「天神南駅」で乗り換えをしていましたが、延伸後は「博多駅」で乗り換えができます。
これによって、七隈線の各駅から博多駅までの所要時間が約14分短縮されて、橋本駅から28分に、六本木駅駅から12分になります。
博多駅の空港線ホームと七隈線をつなぐ「のりかえ通路」のは動く歩道が設置されて、改札をでることなく約3分で乗り換えることができます。
営業時間を拡大しラッシュ時間帯は増便されます
令和5年3月11日(土)に七隈線のダイヤが改正されました。
平日・土曜・休日とも、営業開始時刻と終了時刻がそれぞれ15分拡大して、増便されました。
延伸後は、博多駅でJR(新幹線・特急)の始発・最終列車との乗り継ぎが可能になります。
朝の通勤・通学利用が多い時間帯(平日7:30~9:00)に2往復、夕方の学生利用が多い時間(平日16:00~17:00)に1往復が増便されます。
博多の歴史や文化に触れる「櫛田神社前駅」
七隈線の延伸に合わせて誕生する「櫛田神社前駅」の周辺は、博多の総鎮守である櫛田神社のほか、「博多町家」ふるさと館やキャナルシティ博多などがある観光スポットです。
駅を訪れる人に博多の文化や歴史を感じてもらえるように、天井には櫛田神社の銀杏の木をイメージした明るい木目柄の板を、床には同神社の参道をイメージしたタイルが使用されています。
また、地下1階コンコースにベンチを多数配置した休憩スペースも設けられます。
壁面には「博多祇園山笠」をイメージした装飾を施され、博多織や博多人形など、伝統工芸作家による作品80点が約25mにわたって展示されています。
延伸開業イベントや記念グッズも販売
福岡市地下鉄七隈線延伸開業を記念したイベントの開催や記念グッズも販売されます。
❏一番列車出発式
3月27日(月)5:15から、地下鉄七隈線博多駅ホームで一番列車出発式があります。
❏地下鉄周遊イベント
3月27日(月)~5月7日(日)に地下鉄沿線の施設を巡るスタンプラリーが実施されます。
❏開業記念グッズの販売
記念グッズが姪浜・西新・天神・博多・貝塚・別府各駅の地下鉄お客様サービスセンター(定期券うりば)で販売されます。
❏記念乗車券「はやかけん」の発売
記念乗車券ICカード「はやかけん」が3月26日(日)に空港線博多駅博多口改札口付近で、27日(月)に七隈線博多駅改札口付近で発売されます。
※4月15日(土)~5月7日(日)には、地下鉄お客様サービスセンター(定期券うりば)でも販売されます。
道路の陥没事故などがあり大幅に遅れた七隈線の延伸工事でしたが、やっと博多駅まで届いて開業します。
これから博多と天神への利用が便利になり、キャナルシティ博多へも楽に行けます。
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