赤ちゃんの難聴を早期でみつける「福岡県乳幼児聴覚支援センター」
赤ちゃんの1,000人に1~2人は、生まれつき耳が聞こえないことがあると言われています。
難聴を早期に見つけて、早くからコミュニケーションをとる練習をすることが、言葉の成長にとってとても大切なことです。
そこで福岡県では、概ね生後1週間以内に産科医療機関で新生児聴覚検査を受けてもらうように勧めています。
福岡県はこの検査の結果で要精密検査となる等、支援が必要なお子様や保護者などに対する相談対応を行う「福岡県乳幼児聴覚支援センター」を設置しました。
福岡県乳幼児聴覚支援センターの紹介
詳しい業務内容としては
・新生児聴覚検査の結果、支援が必要になったお子様の療育開始までのフォローアップ
・各種相談対応(子どもの聞こえに不安を持つ保護者からの相談等)
福岡県乳幼児聴覚支援センターに関する質問と答え
●質問
どうして早めの検査が必要なのか?
●答え
耳の聞こえの問題は、外見からはなかなか分かりません。
早いうちから専門機関でのフォローを受けると、言葉の発達やコミュニケーション能力が習得しやすくなると言われています。
早い時期から適切に対応することが、赤ちゃんの未来の可能性を広げることに繋がります。
●質問
検査は退院後ではダメなの?
●答え
この検査は、赤ちゃんが眠っている間に行います。
成長するにつれて、目を覚ましやすくなるので、退院後だときちんとした検査結果を得ることができなかったり、眠るための薬を使用したりする可能があります。
また、検査可能な医療機関も限られてしまいます。
福岡県乳幼児聴覚支援センターの相談窓口
❏開設日
毎週 月・水・金曜日(年末年始・祝日を除きます)
❏開設時間
10:00~16:00まで
❏相談方法
電話・メール・来所(来所しての相談は事前予約が必要になります)
❏連絡先
☎092-402-2673
ご家庭で言葉や子どもの耳の聞こえで心配なことがあったら、耳鼻科受診や乳幼児健康診査等を利用して、遠慮なく医師や保健師に相談しましょう。
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