株式会社フクエイホーム
2019年09月30日
フクエイホームの不動産情報
建物を建てる際の建ぺい率とは?
建ぺい率は、住宅を建てる事を考えている方にはぜひ知っておきたい基礎知識の中の一つです。
建ぺい率とは「建築面積の敷地面積に対する割合」のことです。
別の言葉で言い換えますと「敷地面積のうち建物がおおってい面積の割合」とイメージすると少しわかりやすくなったでしょうか。
建ぺい率の制限や建築面積について
建ぺい率による建築面積の制限は、敷地に一定の空き地を残すことによって採光や通風を確保し、火災による延焼防止を図り、さらに良好な市街地環境を整えるためのものです。
建ぺい率の対象となる建築面積は「建坪(たてつぼ)」とも言われますが、建物を真上から見た時の水平投影面積となります。
「建坪」は延床面積(1階と2階の合計面積等)ではありませんのでご注意ください。
一般的な1階と2階が同じ形の住宅、あるいは1階の方が広い住宅であれば、「1階の面積=建築面積」と考えても問題ありません。
また、「建物を真上から見た時の面積」と言っても住宅の軒や庇(ひさし)などは
原則として考えなくても大丈夫です。
1階の一部か車庫(カーポート)など開放された(壁のない)空間で2階の方が広い住宅の場合は、ほぼ「2階の面積=建築面積」となります。
3階建て以上の場合も同じように、最も広い階の床面積で考えれば大丈夫です。
これから家やマンションを建てる方は必ず、業者さんとの会話の中で出てくる言葉ですので、ぜひこの機会に知っておいて下さい。
この記事を書いた人
最所 靖典

創業しました祖父から父へと続き、私で3代目になります。不動産業界に携わって20年になります。地元密着を根差す会社として、不動産に関して難しい事をお客様に少しでも分かりやすくご説明できるように努力しています。
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