賃貸マンションの部屋の天井から水が漏れてきた
賃貸マンションで水漏れのトラブルありました。
先日マンションの入居者から「天井から水が落ちてきた」との連絡がありました。
まずは状況を確認するために現地に向かいました。
洗面所の天井から水が落ちてきた
マンション4階の入居者の部屋を訪問して、入室後水漏れの場所の確認を始めます。
水漏れの場所は洗面所の天井からでした。
確かに天井のクロスが濡れていて、水がポタポタと落ちていました。
水の量的にはそれほど多くなく、ジワーッと落ちている程度でした。
脚立で天井の点検口を開いて覗いてみると、天井裏のコンクリートが濡れているのがわかりましたので、恐らく上の5階の部屋から漏れてきていると判断しました。
上の部屋を調べてみると
さっそく5階の部屋を訪問してインターホンを鳴らしましたが不在でした。
過去の例から想像して、恐らく水漏れの原因は「外出したまま洗濯機を動かしていて、途中で洗濯機のホースが何らかの原因で外れしてしまい、水が出しっぱなしになった為」「洗面台・シャンプードレッサーの給水管・もしくは排水管からの水漏れ」この2つのどちらかではないかと考えました。
会社に報告連絡をしてから、5階の入居者に連絡をとってもらいました。
連絡がとれて幸い近くに外出中だったので、部屋に帰ってきてもらうようにお願いしました。
帰宅されて洗面所を確認しましたが、床が水浸しになってもおらず、シャンプードレッサーからも水漏れが確認できませんでした。
水漏れの原因は洗濯機防水パンだった
こうなると原因を調べるのは大変です。専門の業者に調べてもらう他ありません。
いつも長年お世話になっている水回りの設備業者に連絡して来てもらうことにしました。
現場で待機して数時間後、業者が到着しました。
洗面所を色々の箇所を調べていき、いよいよ洗濯機を置いている洗濯機防水パンを調べることになりました。
全自動洗濯機を大人数人で動かして調べると、排水部分の亀裂を発見しました。
おそらくこれが原因だと判断し補修作業を行いました。
補修作業完了後、下の水漏れをした4階の入居者に説明をし、おそらくこれで水漏れは止まると思いますが、すこし様子を見ましょうということでその日は終わりました。
1週間後、入居者に確認しましたら水漏れが止まっていました。
オーナー様に報告をし、水漏れした4階の洗面所の天井の補修も合わせて許可をいただきました。
後日、4階の部屋の天井のボート(水漏れでボードがたわんでいる)クロス(水漏れでシミ)を張替え工事を行い、トラブルは無事解決しました。
水漏れのトラブルは、原因(漏水箇所)が判明しないと長引く恐れがあります。
今回は漏水箇所が見つかり対応できたので良かったです。

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