男女がそれぞれ住みたいと思うのはどんな住宅?
お部屋を購入するにしても、借りる時にも、男性と女性では部屋を見るポイントや、こだわりに違いがあります。
不動産の購入時の調査で以前大手の不動産会社が意識調査を発表しました。それがなかなか面白かったのでご紹介します。
一戸建て住宅は都心よりも郊外で探す人が多い
意識調査の対処は1都3県で未就学の子どもを持ち、まだマイホームを所有していない世帯を約300名リサーチしたものです。
子育てに適した住宅のイメージを尋ねると、男性女性とも都心より郊外を選ぶ人が多いという結果が出ました。
特に女性は6割以上が郊外を選びました。理由としては、自然の豊かな環境で子育てしたいと考える傾向が強いからです。
住宅の購入については、8割以上が購入したいと思っています。
購入したいと思っている不動産物件のタイプは、「新築一戸建て」が4割、「中古住宅」(一戸建て・分譲マンション)は3割ぐらいの割合になりました。
また住みたいと思う理想な家のタイプは、全体の約半分が「一戸建て」で「分譲マンション」は4割程度でした。
男女差ですと、女性の方が新築住宅で分譲マンション志向が高く、男性は中古住宅も視野に入れて一戸建てを探すという傾向がみられました。
ポイントは男性は通勤、女性は生活の利便性を重視
そして住宅の決め手となるポイントについては、
男性が「適正な価格」「治安が良い」「通勤が便利」を挙げ、
女性は「日当たりや風通し」「買い物に便利な地域」
を重視する傾向がありました。
他にも自分が住む住宅に「庭」が欲しいかどうかをたずねると、男女とも7割が欲しいと答えました。女性の方がわずかに欲しくない割合が多かったです。
ちなみに庭が欲しくないと答えた3割の人に理由を聞くと「手入れが面倒だから」が圧倒的でした。
住宅選びは男女の力関係で左右されることも・・
この意識調査からは、女性は子育て時期は自然環境の豊富な郊外での住まいを望みますが、年を取ると分譲マンション住まいを希望する人が多いです。
一方男性は、子育て時期は通勤時間の短い都心での住まい望みますが、年を取ると一戸建てなどで庭いじりをして楽しみたいという傾向が多いです。
住宅を購入する2大タイミングはすなわち「子育て時期」と「年配になったシニア」が大きな転機になるといえます。
その際に一戸建てを選ぶのか?分譲マンションを選ぶのか?
これについては家族の男女の力関係に左右されそうですね。
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