夏本番前にエアコンが故障していないか確認しましょう
これから少しずつ暑い日が始まりそうな予感です。
エアコンを使い始める6月から7月になると、賃貸物件の入居者からエアコンの故障の連絡を毎年多数承ります。
夏本番になりますと、故障修理や取替などの依頼が集中して、すぐに業者が対応できない場合があります。
夏の暑い時期に快適に使えるように、エアコンを試運転を早めにお願いします。
夏に冷房を使い始めるとエアコンが故障していた・・
エアコンメーカー「ダイキン」の調査によりますと、過去5年以内にエアコンが故障したと答えた人のうち、72%が夏になって冷房を使い始めてから不具合に気づいたことがわかったそうです。
また、エアコンの故障を経験した61%の人はシーズン前の試運転をしていなかった事が判明しました。
今年は室内にいることが多くなりそうな夏を快適に過ごすためには、まずはエアコンの試運転です。
あわててこの機会にエアコンのフィルターなどにゴミやホコリが溜まっていると、冷えにくかったり、電力を多く消費していますます。
夏前にエアコンの清掃もおすすめします。
エアコンの正しい試運転の方法を紹介
エアコンメーカー「ダイキン」さんによるとエアコンの試運転の正しい方法は、
①運転モードを「冷房」にして温度を最低温度(16~18℃)に設定。10分間程度運転しましょう。
・機種によって最低温度は異なります
・電源プラグはコンセントに差し込まれているか確認しましょう
・リモコンの電池は切れていませんか?
②冷風がきちんと出ているか、異常を示すランプが点滅していないか確認しましょう。
③さらに30分程度(目安)運転して、室内機から水漏れがないか確認しましょう。
④異臭や異音がしないか確認しましょう。
こちらのダイキンさんの動画でもわかりやすく説明しています。
エアコンの試運転で異常が確認されたら場合は、賃貸マンション・アパートの入居者でお部屋に予めエアコンが設備としてある方は、不動産オーナーもしくは管理会社に連絡してご相談してください。
ご自分で購入して取り付けた方は、エアコンを購入した販売店、もしくはエアコンの製造メーカーのお客様センターへ相談してください。
最後にエアコンを皆さんが使い始める7月になると、エアコンに関する問合せや不具合の連絡が急増します。
すると、修理を依頼しても混み合っていて「1週間~2週間後じゃないと修理訪問できない」と言われるケースが多数発生します。
夏の暑い時期に快適に過ごせるように、今のうちから忘れずにエアコンの調子を確認しておきましょう。
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