家は本当に春と秋に売れやすい?不動産売却に徹底検証!
「家を売るなら春か秋がいい」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
実際、不動産業界では「春と秋が売り時」と言われることが多いですが、果たしてそれは本当なのでしょうか。
不動産が売れやすい時期は本当にある?
「春と秋は売れやすい季節」とよく言われますが、実際にデータを見ると、その違いが明らかになります。
■ 成約件数がもっとも多いのは3月
中古マンション成約データによると、もっとも契約件数が多いのは3月で、次いで2月が続きます。
この背景には、「4月からの新生活(進学・就職・転勤など)に合わせて、2〜3月に購入を決断する人が多い」という理由があります。つまり、春は最も需要が集中する時期と言えます。
■ 秋は本当に売れやすい?
「秋も売れやすい」と言われるのは、転勤などの人の動きがあるからです。しかし、データを見る限り、3月ほど成約数が増えるわけではありません。
秋は確かに気候がよく、物件を見に行きやすい時期ですが、購入希望者の“背中を押す理由”が少ないため、春ほどの勢いはないのが現実です。
不動産が売れにくい時期とは?
■ 1月と8月は閑散期
不動産業界には「一八(いっぱち)」という言葉があります。これは「1月と8月は売れない」という意味で、実際にこの時期は成約件数がグッと落ち込みます。
・8月は猛暑で内覧が減少
特に空き家の場合、クーラーが効かず、内覧自体が敬遠されがちです。
・1月は年末年始の慌ただしさで動きが鈍い
ただし、1月にはある重要な動きが始まります。
実は1月は「検索のピーク」!
Googleトレンドで「中古マンション」「スーモ」などの検索数を見てみると、1月〜2月前半にかけて急増していることが分かります。
これは、年が明けたタイミングで「そろそろ家を探そうかな」と考える人が一気に増えるからです。つまり、1月は売れる準備を始める絶好のタイミングというわけです。
春に売りたいなら「12月スタート」が鉄則!
「春に売りたい」と思っているなら、準備は前年の12月からが理想です。
物件の写真撮影や売出価格の設定、販売戦略などを年内に整えておくことで、1月から検索を始める購入希望者の目にしっかりと留まるようになります。
同様に、秋に売りたい場合は8月中の準備開始がベストです。
なぜ春に家が売れるのか?
購入希望者が春に動く最大の理由は「時間的な制約」です。
たとえば、
「子どもが4月から小学校に入学する」
「転勤が決まったので3月末までに引越したい」
といった「期限付きのニーズ」があるため、多少条件に妥協してでも購入を決断する人が増えるのです。
このような「決断を後押しするタイミング」があるからこそ、2〜3月に購入が集中します。だからこそ、売却側もその時期を狙って動く必要があるのです。
売却を成功させるには「タイミング」が命!
・春(2〜3月)は不動産が最も売れやすい時期
・1月は検索数が急増するため、売却準備の開始に最適
・秋は必ずしも売れやすいとは限らないが、夏前に準備すればチャンスもある
不動産の売却は、人生でも数少ない大きな取引です。できるだけ良いタイミングで、多くの購入希望者に見てもらい、納得のいく価格で売るためには「いつ売るか」をしっかり意識することが大切です。
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