株式会社フクエイホーム
2020年08月03日
フクエイホームの不動産情報
厳しい時こそ賃貸の入居審査を再確認しましょう
不況の影響でしょうか、他の不動産会社や管理会社との話の中で賃貸物件の入居者が数ヶ月家賃を滞納したり、夜逃げする方が増えてきているのでは感じるときがあります。
滞納した方の事情を聞いてみると
・リストラされた
・派遣切りにあった
・会社からの給料の不払いを受けている
などなど払いたいけれどそのお金が捻出できない、というものが多いよう思います。
滞納家賃の督促の際は保証人などの連携は重要です
これまで滞納家賃を分割で支払っていたけれど、上記のような事になってしまうと、分割払いの分の家賃はもちろん、通常の毎月の家賃分まで支払うことができずに、滞納が1ヶ月・2ヶ月と溜まってしまいます。
そんな中やはり重要なのは、連帯保証人やご両親との連携の大切さだと思います。
ある家賃を滞納した入居者の場合では、入居者のご両親から入居者へ滞納家賃の一部の援助を受けられたことから解決した例もあります。
賃貸物件の入居審査の原点に立ち返る
現在、家賃保証会社の家賃保証を入居審査とすることが、不動産管理会社では当たり前となっています。
保証会社によっては連帯保証人をまったくとらない会社すらあります。家賃保証会社の保証審査も大切ですが、やはり入居申込時に連帯保証人に保証の意思確認をすることは大切だと思います。
不動産管理会社で一般的に入居者対応で失敗したと思われる時の原因は、やはり入居時の審査が甘かったのではないかということです。
・そもそも入居希望者に入居の意思確認はしたのか
・連帯保証人に「連帯保証」という責任を説明しているか
・入居申込者の申込み内容に虚偽はないか
当社でも空室が続くからと入居審査をいい加減にしていないか、安易に入居審査を行っていないか、いつも注意しています。
この記事を書いた人
最所 靖典

創業しました祖父から父へと続き、私で3代目になります。不動産業界に携わって20年になります。地元密着を根差す会社として、不動産に関して難しい事をお客様に少しでも分かりやすくご説明できるように努力しています。
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