株式会社フクエイホーム
2026年07月04日
日々の出来事
「前と同じ部屋に戻りたい」と言われた日
今日は少し変わったご相談を受けた話を書いてみます。
「また同じ部屋を借りたい」
先月、一本の電話がかかってきました。 「10年ほど前にそちらでお世話になった者なんですが」という書き出しで始まり、 「転勤で地元に戻ることになって、できれば以前住んでいた部屋にまた住めないか確認したくて」 とのこと。 記録をたどると 確かに10年前のご契約が残っていました。
残念ながらその部屋はすでに別の方が入居中でした。 お伝えすると「そうですよね、ちょっと期待してしまいました」と笑っておられて、 その後は近くの別の物件をご案内することになりました。
「住みやすかった」という記憶
内見の道すがら、当時のことをいろいろと話してくださいました。 日当たりがよかったこと、近くにちょうどいい商店街があったこと、 隣人が感じのいい人だったこと。 10年経っても部屋の記憶がそれだけ鮮明に残っているというのが、 なんだか印象的でした。
「部屋って、住んだ時間の分だけ、自分の中に残るものなんですかね」と話してくださって、思わず「そうかもしれないですね」と返していました。
長く続くご縁もある
結果的に、同じ町内の別のマンションにご契約いただきました。 10年前と同じ会社に、また足を運んでいただけたこと、 そして「住みやすかった」という記憶がきっかけになったこと、 どちらも素直にうれしかったです。
不動産の仕事は、ご契約が終わったらそこで関係が切れるわけではなくて、 こういうかたちで長く続くことがあります。 その積み重ねが、地域に根ざして仕事をする意味でもあるのかな、と 改めて感じた出来事でした
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