賃貸マンションの大規模修繕工事の検査に立ち会いました
現在、弊社が管理しております賃貸マンションで大規模修繕工事をおこなっている建物があります。
先日足場解体前の検査に、施工業者と建物オーナー様と一緒に立ち会ってきました。
マンションの大規模修繕工事とは?
マンションは築10年を過ぎると外見的な劣化が見られるようになります。
そのため国も築12年を目安に大規模修繕工事を推奨しています。
ただ、一般的には大体築15~17年経過したあたりで工事をおこなう建物が多いです。
建物の劣化をそのまま放置していると、建物の価値はもちろんのこと入居者の生活にも大きな影響を及ぼします。
マンションの劣化が見られる具体的な部分は?
建物の経年劣化が現れる部分は、外壁や屋根など屋外にさらされている部分です。
ひび割れや塗装の劣化、防水処理などの劣化で外壁や屋根から雨水が浸水する可能性があります。
その他にも建物内部の部分でも給水管や排水管など、外から見えない部分でも築年数の経過によって、傷んだり詰まりやすくなるなどの問題も起こります。
足場解体前の工事検査に立ち会いました
この賃貸マンションは築16年経っており、屋上の防水が劣化し始めて雨水の浸水などが確認されたために、今回大規模修繕工事をおこなうことになりました。
工事を行う際に、事前に施工業者から建物診断結果をうけて、工事内容をオーナー様と確認して綿密な打ち合わせをおこないました。
昨年の11月が工事が始まりました。入居者の皆様には足場を組む際の車の移動や、ベランダの立入など色々をご協力をいただきました、ありがとうございます。
いよいよ足場を解体する前に、検査確認を実際に足場に登って屋上及び、各階すべての外壁を確認しました。
外壁タイルや塗装部分などでいくつか手直しをお願いして無事検査は終わりました。
現在は手直し工事も終わり、足場は解体されました。
あとは1Fエントランス部分の工事・駐車場のライン引き・共用照明のLED工事などおこない、3月中旬ごろには工事が終わる予定です。
マンションは定期的にメンテナンスを行わないと、いざ修繕工事が必要になった時に想像以上に工事費用がかかってしまいます。
また大規模修繕工事をおこなうとなると多額の費用が必要なります。
いつかは必ずおこなわなければならない工事です。資金繰りに関しても少しずつ費用を貯めておくことが大切です。
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