新生活を始める方が発生しやすいトラブル防止のポイントについて紹介
4月は進学や就職、転職などに伴い、ひとり暮らしを始めるなど、新しい環境で生活を始める、学生さんや社会人の方が多くなる季節です。
福岡市消費者生活センターがそんな新生活を始める際に、発生しやすい「消費者トラブル」と「事故トラブル」の2つを防止するポイントを紹介しています。
消費者トラブルを防止するポイントは?
1,契約するかどうかの判断は慎重に
・「今だけお得なキャンペーン」などと勧められることがありますが、迷ったら契約しないことも大切です。
・高額な契約は、あらかじめ契約内容を十分に確認して、周りの人に相談しましょう。
2,ローン(借金)はよく考えて
「必ず儲かる」などど勧誘して、学生ローンで借金をしてでも契約を勧めるような悪質な業者もいます。そういった勧誘は直ちに断りましょう。
「必ず儲かる」ということはありません。
3,インターネット通販は事業者・内容を事前にチェック
ネット通販は手軽で便利ですが、「商品が届かない」「お試しのつもりが定期購入になっていた」といったトラブルにあうこともあります。
契約内容や事業者の情報などを事前によく確認しましょう。
4,知らない人のSNS情報は確認をしっかりと
SNSで知り合った人」の情報やSNSの書き込みが被害のきっかけになることがあります。
SNSのやり取りをうのみにしてはいけません。
5,エステや美容医療を受ける時はよく考えて
サロンやクリニックに行った当日に、施術や治療を強く勧めてくる場合もあります。その場で契約せずに冷静に考えましょう。
施術・治療や契約の内容をきちんと説明してもらい、十分に理解しましょう。
事故トラブルを防止するポイントは?
1,家電製品は取扱説明書をしっかりと読みましょう。
★使い慣れていない家電製品は、まず正しい使い方を理解しましょう。
★使い方を誤ると、発火や破損等の事故に繋がる恐れがあります。
2,中古品は製造年や補償の確認を忘れずに
★家電製品本体だけでなく、コードやACアダプター類などにも傷や
破損がないかどうか確認しましょう。
★リコール対象品かどうかの確認をしましょう。
★古い製品は修理や部品交換ができないものあり、経年劣化で事故が
おきる事もあります。
3,家具の組み立ては正しい手順で安全に
★ネジの締付け不足や、付け忘れのないように組みたてましょう。
★一人で無理に組み立てようとすると怪我をすることがあります。
★正しく組み立てないと使用しているうちに、破損することがあります。
4,お部屋の設備の安全確認を
★賃貸住宅の扉や戸棚、照明などの備え付け家具や設備の不具合に
気がついたら、不動産オーナーもしくは管理会社へすぐ連絡しましょう。
★そのまま放置していると、経年劣化による破損や落下で怪我する
恐れがあります。
5,自炊時は手洗いや加熱を徹底しましょう
★食中毒を防止するポイントは、菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」
★食材や食器、自分の手にも細菌やウイルスは付着しています。
言われると当たり前の事と思われますが、意外と疎かになりがちです。
でも大事なポイントですので、注意して安全・安心な生活をスタートしましょう。

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